常用漢字
書き順
なりたち
形声 音符は未(み)。もとの字は鬽(み)。鬼と彡(さん)とを組み合わせた形。彡は深い毛の形で、長い毛の怪物を鬽といい、「ものもけ・ばけもの・すだま(山林、木石に宿っているとされる精霊)」の意味に用いる。籀文(ちゅうぶん)の字形の下部は獣の形で、それは祟(すい・たた)りの字形と近く、魅は祟(たたり)をもたらす怪物と考えられ、恐れられていたのであろう。魅了(人の心を完全にひきつけまどわすこと)・魅力(人の心をひきつけ夢中にさせる力)・魅惑(人の心をひきつけまどわすこと)のように、「まどわす」の意味に用いる。
籀文の字形
そのほか
画 数
15画
部 首
きにょう
音読み
み・呉音
び(外)・漢音
訓読み
ものもけ(外)
すだま(外)
まど-わす(外)
用例
鬼魅(きみ)
魘魅(えんみ)
魅虚(みきょ)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
化け物。もののけ
魔魅・魑魅魍魎
ひきつける
魅了・魅力・魅惑
なかまのかんじ
田のある漢字
儿のある漢字
厶のある漢字
鬼のある漢字
塊
鬼
魂
醜
魔
魅
木のある漢字
未のある漢字
妹2
来2
味3
未4
株6
朱
殊
珠
昧
魅
m