常用漢字
書き順
なりたち
会意 黒(黑)と土とを組み合わせた形。黒は橐(ふくろ)に火を加え、橐の中のものを黒い粉末にして煤(すす)をとることをいう。これに土を混ぜて練り固形にしたものを墨といい、「すみ」の意味となる。漆を混ぜて固形にすることもあったようである。甲骨文字の刻字の前に字を墨で書いたものが今でも残っている。刑罰として加える入れ墨に墨を使用することがあったので、「いれずみ」の意味に用いる。また、「くろい」の意味にも用いる。
そのほか
画 数
14画
部 首
つち
音読み
もく(外)・呉音
ぼく・漢音
訓読み
すみ
くろ-い(外)
いれずみ(外)
用例
墨客(ぼっかく)
墨汁(ぼくじゅう)
筆墨(ひつぼく)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
すみ
墨跡・古墨・文墨・水墨
きたない
墨吏
墨子のこと
墨家・墨守
隅田川のこと
墨水・墨堤・墨東
メキシコの略
日墨・米墨戦争
なかまのかんじ
色の漢字
田のある漢字
里のある漢字
黒のある漢字
黒2
墨
黙
れんがのある漢字
土のある漢字
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