書き順
なりたち
 会意 𥄕(べつ)と伐(ばつ)とを組み合わせた形。𥄕は目の上に飾りを加えて呪力(じゅりょく)をつけた形で、伐は戈(ほこ)で首を斬(き)る形。古代中国では戦争のときには、巫女たちが、まつげ飾りなどをして呪力を強めて、敵陣に呪いをかけた。その力が勝敗を決すると考えられていたのである。そして、戦いが終わると呪いの力を消し去るために、その巫女を捕らえて伐(き)り殺した。このことを蔑という。蔑は敵の呪力を失わせるから、「なくする、ないがしろにする、さげすむ」という意味となる。蔑暦(軍功を表彰すること)のように、「あらわす、ほめる」の意味にも使う。
そのほか
画 数 14画
部 首 くさかんむり
音読み めち(外)・呉音
べつ・漢音
訓読み あらわす
ないがしらにする
さげすむ(外)
用例 蔑視(べつし)
軽蔑(けいべつ)
侮蔑(ぶべつ)

なかまのかんじ

中国古代の儀式に由来する漢字
艹のある漢字
罒のある漢字
戈のある漢字