常用漢字
書き順
なりたち
形声 音符は敝(へい)。敝は、㡀(へい・儀礼のときにつける前掛けの形)と攴(ぼく・うつの意味)とを組み合わせた形で、前かけが破れるの意味となる。「説文」に「帛(きぬ)なり」とあり、神を祭るときに神に捧げる幣帛(へいはく・ぬさ)をいう。ぬさ(神に祈るときの供え物)として、中国では絹・玉(ぎょく)・馬・皮革などを供えた。のち「貨幣(かね、ぜに)」の意味に用いる。
そのほか
画 数
15画
部 首
はばへん、きんべん
音読み
べい(外)・呉音
へい・漢音
訓読み
ぬさ(外)
かね(外)
用例
官幣(かんぺい)
幣物(へいもつ)
紙幣(しへい)
なかまのかんじ
小のある漢字
冂のある漢字
攵のある漢字
敝のある漢字
幣
弊
蔽
巾のある漢字
m