常用漢字
書き順
なりたち
象形 尾をまっすぐ伸ばしている獣の形。「説文」に西南夷(せいなんい)には人の後ろに糸飾りをつける風俗があるとしているが、人ではなく獣の尾である。尾を曲げて、かがむような姿勢をしている獣の形は屈である。尾(尾をまっすぐ伸ばしている牝(めす)の獣)と蜀(牡(おす)の獣)とを組み合わせて、獣が交尾する(つるむ)ことを屬(属)ということからも、尾は獣の、「お・しっぽ」であることが知られる。尾であるから、「すそ・うしろ・おわり」などの意味にも用いる。
そのほか
画 数
7画
部 首
しかばね
音読み
み(外)・呉音
び・漢音
訓読み
お
うしろ(外)
用例
尾椎(びつい)
尾翼(びよく)
末尾(まつび)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
お。動物のしっぽ
燕尾・尾骨・驥尾・牛尾
うしろ。あと
尾行・船尾・語尾・尾句
動物がつるむ
交尾
魚を数える語
秋刀魚一尾
尾張の国の略
尾州・濃尾
なかまのかんじ
尸のある漢字
毛のある漢字
毛2
尾
耗
m