書き順
なりたち
 会意 もとの字は寧(ねい)に作り、宀(べん)と心と皿(べい)と丂(こう)とを組み合わせた形。宀は祖先を祭る廟(みたまや)の屋根の形。心は心臓の形。丂は物を置く台で、古い字形には丂のない寍(ねい)の字形もあり寧と寍は同じ字であろう。寧は廟の中で、台上の皿の上に犠牲(いけにえ)の動物の心臓を載せて供える形である。「説文」に「願う詞(ことば)なり」とあり、「爾雅」に「静かなり」という。廟の中で、犠牲にした動物の心臓を供えて寧静・安寧(やすらかなこと)を願って行う儀式をといい、「やすらか、おだやか、しずか」の意味となる。甲骨文に、「王は今夕寧(やす)きか」のように、王の寧静(やすらかなこと)を占うことがみえる。丁寧(細かいところまで注意がゆきとどいていること、また。手厚く礼儀正しいこと)のようにも使う。
そのほか
画 数 14画
部 首 うかんむり
音読み にょう(外)・呉音
ねい・漢音
訓読み やす-らか(外)
むし-ろ(外)
なんぞ(外)
用例 安寧(あんねい)
寧日(ねいじつ)
丁寧(ていねい)

なかまのかんじ

宀のある漢字
心のある漢字
罒のある漢字
丁のある漢字