書き順
なりたち
 会意 宀(べん)と頁(けつ)と人とを組み合わせた形。宀は祖先を祭る廟(みたまや)。寡は葬儀のときの礼装として頭に喪章(もしょう)をまとった人が、廟の中で神霊を仰いで嘆いている姿を横から見た形である。古い字形では、涙を流している形もあり、寡とは「未亡人、やもめ」をいう。「礼記」に「老いて夫無き者、之(こ)れを寡と謂(い)う」とあり、寡婦(未亡人、やもめ)をいう。老いて妻無き者は鰥(かん・やもお)といった。鰥・寡・孤(孤児)・独(老いて子なき者)は、天下の窮民(たよるところのない人)として、古代中国においても救済の対象とされた。寡は未亡人、幸い少ない人であるから、「すくない、弱小なもの」の意味となる。また、謙遜(けんそん)した言い方として、王などが一人称として使い、寡人といった。寡は孤と音が近く、孤の意味もある。
そのほか
画 数 14画
部 首 うかんむり
音読み け(外)・呉音
か・漢音
訓読み やもめ(外)
すくな-い(外)
用例 寡言(かげん)
寡少(かしょう)
寡黙(かもく)


なかまのかんじ

人体に由来する漢字
宀のある漢字
自のある漢字
八のある漢字
刀のある漢字