書き順
なりたち
 会意 もとの字は盜に作り、㳄(せん)と皿(べい)とを組み合わせた形。㳄は水と欠(けん)とを組み合わせた形で、口を開けて立っている人(欠)がよだれを垂らしている形で、涎(えん・よだれ)のもとの字。皿はおそらくもと血に作り、盤中に血が入っている形。血盟(いけにえの血をすすりあって誓いを結ぶこと)のとき、盤中の血の中に涎(よだれ)を垂らす形が盜で、血盟を汚(けが)し、叛(そむ)くという意味になる。血盟に叛く反逆者を盗といい、共同体の盟約に叛いて反対の行動をとる者を盗といったから、亡命者はすべて盗として扱われた。のちには他人の金品などを奪う盗人・盗賊の意味に用いる。盗は、「ぬすむ・とる・ぬすびと」の意味に用いる。
そのほか
画 数 11画
部 首 さら
音読み どう(外)・呉音
とう・漢音
訓読み ぬす-む
用例 盗作(とうさく)
盗難(とうなん)
盗用(とうよう)

なかまのかんじ

冫のある漢字
欠のある漢字
次のある漢字  次3 資5 姿6
皿のある漢字