書き順
なりたち
 会意 もとの字は聽につくり、耳と壬(てい)と徳の一部とを組み合わせた形。壬はつま先で立つ人を横から見た形。その上に耳を大きく加え、耳の聡明(そうめい・かしこい)なこと、神の声を聞くことができることをいう。甲骨文字・金文には耳と さい(神への祈りの文である祝詞(のりと)を入れる器の形)とを組み合わせた形があり、神に祝詞を唱えて祈り、神の声、神の啓示(お告げ)を聞くことができることをいう。神の声を聞くことができる聡明の徳を聴といい、それで、「きく」の意味になる。つま先で立って神に祈り、神の声を聞くことのできる人を聖といい、聖職者の意味となる。また神の声を聡(さと)理解することを聡という。聴は聞き入れて、「ゆるす・まかせる」の意味にも用い、聴許(聞きとどけて許すこと)という。
そのほか
画 数 17画
部 首 みみへん
音読み ちょう・呉音
てい(外)・漢音
訓読み き-く
ゆるす(外)
用例 聴衆(ちょうしゅう)
聴診(ちょうしん)
清聴(せいちょう)

なかまのかんじ

人体に由来する漢字
耳のある漢字
十のある漢字
罒のある漢字
心のある漢字