常用漢字
書き順
なりたち
会意 玄と田とを組み合わせた形。玄は糸束を拗(ね)じった形。田は染め汁をいれた鍋(なべ)の形。染汁(そめしる)の鍋の中に糸束を漬(つ)けて染色することを畜といい、長い間つけて、色を深くするので、「つみかさねる・とどめる・たくわえる」の意味となる。畜には、三音あり、チクの音は、「たくわえる」、キクの音は、「やしなう。かう」、キュウの音は、「家畜・けもの」の意味に使う。畜生(ちくしょう・鳥や獣、また、人をののしっていう語)という語は、隋王朝の皇帝の文帝が太子を罵って使用した語であるが、畜生(きゅうしょう)と読むべきである。
そのほか
画 数
10画
部 首
た、たへん
音読み
きく(外)、ちく・呉音
きく(外)、ちく・漢音
訓読み
たくわ-える
やしな-う(外)
用例
畜生(ちくしょう)
家畜(かちく)
畜養(ちくよう)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
動物を飼育する
畜産・牧畜・畜力
人に飼われる動物
畜力・役畜 ・鬼畜・用畜
たくわえる
畜積
なかまのかんじ
亠のある漢字
幺のある漢字
玄のある漢字
率5
玄
弦
舷
畜
蓄
田のある漢字
m