書き順
なりたち
 会意 もとの字は𣍘(そう)に作り、㯥(そう)と曰(えつ)とを組み合わせた形。㯥は東を二つ並べた形。東は橐(たく、ふくろ)のもとの字。東は橐(ふくろ)の形でふくろの意味であるが、方位の名がのひがしの意味に用いられるようになって、ふくろの意味を保存するために石(とう・石(せき)に宕(とう)の音がある。)の音を加えた形声の字の橐が作られた。古い時代には、裁判を求めるときは、原告・被告の双方は束矢(そくし・束ねた矢)・鈞金(きんきん・金三十斤(きん))を提出し、もし誓約にそむくときには神罰を受けますという宣誓をして裁判が開始されたのである。東(ふくろ)には束矢、鈞金が入れられ、曰は さい(神への祈りの文である祝詞(のりと)を入れる器の形)の中に祝詞が入れられている形で、 さいを供えて宣誓するのである。曹は裁判に必要な条件条件がそろって判が開始されることを示す裁判用語であり、裁判をつかさどる人を意味した。それで、「つかさ、法曹」の意味となる。また、その関係者を合わせて、「ともがら」の意味に用いる。のち官庁用語となり、曹局(役所の事務室)・曹司(役人の詰め所)・曹署(官署)のようにいう。曹司はわが国では女房部屋をいい語となり、まだ独立していない部屋住みの貴人の子を御曹司(おんぞうし)といった。
そのほか
画 数 11画
部 首 ひらび
音読み ぞう(外)・呉音
そう・漢音
訓読み つかさ(外)
ともがら(外)
用例 法曹(ほうそう)
重曹(じゅうそう)
曹司(ぞうし)

なかまのかんじ

曲のある漢字 
曲3 農3 典4 豊5
日のある漢字