常用漢字
書き順
なりたち
会意 もとの字は禪に作り、音は單(たん)。単に闡(せん・ひらく)・蝉(ぜん・せみ)の音がある。「説文」に「天を祭るなり」とあって、封禅(ほうぜん)の礼(天子が祭壇を設けて天地を祭る礼)をいう。禅譲(天子がその位を自分の子どもなどに世襲させず、徳のある者に譲(ゆず)ること)によって、封禅(ほうぜん)の礼を行うので、天子の位を、「ゆずる」の意味となる。のち、禅宗、禅学の意味となる。のち禅宗(ぜんしゅう)・禅学の意味に用いる。禅宗は、いんどから伝来した大乗仏教(だいじょうぶっきょう)が中国古来の荘子などの思考法の影響を受けて中国で成立した。
そのほか
画 数
13画
部 首
しめすへん
音読み
ぜん・呉音
せん(外)・漢音
訓読み
ゆず-る(外)
くるる(外)
かなめ(外)
用例
禅客(ぜんかく)
禅院(ぜんいん)
禅学(ぜんがく)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
天子が天を祭る
封禅
天子が位を譲る
禅位・禅譲
仏教の一派
禅宗・禅衣・禅話・禅門
真理を悟ること
座禅・参禅・修禅・禅定
なかまのかんじ
示のある漢字
ツのある漢字
田のある漢字
単のある漢字
戦4
単4
禅
弾
m