常用漢字
書き順
なりたち
形声 音符は耤(せき)。耤の古い字形は耒(ほこ)に足をかけて踏み耕す形で、たがやす、耕して土を細かく砕くの意味となる。昔は耤(せき)で、うすく切った乾肉(ほしにく)の重なった形であり、そのように耕して土を細かくすることを耤という。藉(しゃ)はしきもの、かりるの意味。竹を薄い札(ふだ)状にして、その上に文字を書いたものを簡、竹簡という。籍は薄く削った竹で、これを竹簡として利用した。薄く削った木に、文字を書いたものは木簡で、紙が使用されるまで竹簡・木簡を綴(と)じたものが書物であったので籍、は「ふみ・かきつけ・書物・しるす」の意味となる。また藉と通じて「かりる」の意味に用いる。
そのほか
画 数
20画
部 首
たけかんむり
音読み
じゃく(外)・呉音
せき・漢音
訓読み
ふみ(外)
かきつけ(外)
しる-す(外)
用例
書籍(しょせき)
戸籍(こせき)
学籍(がくせき)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
ふみ。書物
漢籍・経籍・史籍・典籍
戸別などの文書
移籍・国籍・在籍・本籍
踏み耕す
籍田
なかまのかんじ
竹のある漢字
耒のある漢字
耕5
籍
耗
日のある漢字
昔のある漢字
昔3
借4
錯
惜
籍
措
m