常用漢字
書き順
なりたち
形声 音符は生(せい)。生は草の生える形で、人が生まれるの意味がある。人が生まれて血縁によってつながる人びと、すなわち「親族・やから」を姓という。古くは母系による血縁集団であったので、女を加えて姓というのであろう。同族関係が拡大されると、家族的な氏から同族結合の大きな集団となり、姓号を持つ。周王一族は姫(き)姓であった。氏は祭肉切り分けるのに使うないふの形で、氏族の共餐儀礼(きょうさんぎれい・祖先の祭りの後に行われる食事の集まり)に参加する者をいい、姓は祖先を同じくする血縁集団である。日本古代の氏姓制度とは異なる。
そのほか
画 数
8画
部 首
おんなへん
音読み
しょう・呉音
せい・漢音
訓読み
かばね(外)
やから(外)
用例
異姓(いせい)
氏姓(しせい)
姓族(せいぞく)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
同じ血統を表す
姓系・百姓・同姓不婚
みょう字
姓氏・改姓・旧姓・他姓
なかまのかんじ
女のある漢字
三のある漢字
生のある漢字
生1
星2
産4
性5
姓
牲
醒
隆
m