常用漢字
教育漢字
4年
書き順
なりたち
象形 井桁(いげた・木で井の字型に組んだ井戸のふち)の形。刑罰の刑も古くは井とかかれ、その井は首枷(くびかせ)の形である。井桁は首枷と区別するために、水汲(く)み甕(かめ)のしるしの丶を加えて丼(せい)とした。木をくんだ井は首や足にはめる刑具の枷(かせ)の形、人や獣を捕らえるための陥穽(かんせい)の形。また、器物を作るための鋳型(いがた)の外枠(そとわく)の形などである。もとはみな同じ井の形であった。のち、それぞれ区別する方法がとられ、枷の形は刑に、陥穽の形は穽(阱(せい)・おとしあな)。鋳型の外枠の形は型・形となった。刑・型・形の場合、井が开の形となった。井は井桁の形から、「いど・いげた」の意味となり、「むら・まち」の意味にも用いる。わが国では丼は、「どんぶり」の意味に使う。
そのほか
学 年
4年
画 数
4画
部 首
に
音読み
しょう(中)・呉音
せい(高)・漢音
訓読み
い
いど(外)
いげた(外)
用例
井泉(せいせん)
市井(しせい)
天井(てんじょう)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
いど
油井 ・井底・井蛙・井水
ちまた
市井
きちんと区切った
井然
井の字の形
井目・井田法・井井
なかまのかんじ
都道府県の漢字
道具に由来する漢字
廾のある漢字
井のある漢字
囲4
耕5
井4
丼
二(に)部の漢字
五1
𠄞1
井4
亜
互
井-光村図書上061.東京書籍下037.教育出版上104