常用漢字
書き順
なりたち
会意 口と欠(けん)とを組み合わせた形。欠は前に向かって口を開いて立つ人を横から見た形で、息をはき、ことばを言い、歌を歌い、叫ぶときのかたちである。この字の場合は、古い字形は口を開いて跪(ひざまず)く人の形にかかれている。口は
さいで、神への祈りの文である祝詞(のりと)を入れる器の形)。吹は
さいに息を吹きかける形で、祈りの効果を無くするまじないの意味があったかもしれない。「息をふきかける・ふく」の意味に用い、吹管・吹笛(すいてき・笛を吹くこと)のように楽器を吹くの意味にも使う。
そのほか
画 数
7画
部 首
くちへん
音読み
すい・呉音
すい・漢音
訓読み
ふ-く
用例
吹奏(すいそう)
吹笛(すいてき)
鼓吹(こすい)
なかまのかんじ
人体に由来する漢字
口のある漢字
人のある漢字
欠のある漢字
m