書き順  
なりたち
 会意 宀(べん)と子とを組み合わせた形。宀は祖先の霊を祭る廟(みたまや)の屋根の形。子が生まれて一定の日数が過ぎて養育の見込みが立つと、廟に出生(しゅっせい)を報告する儀礼を行うことを示すのが字である。そのとき幼名をつける。それを字(あざな)といい、小字(しょうじ)という。さらに一定期間が過ぎると、廟に成長を告げ、命名の儀式が行われて名がつけられる。また、名と何らかの関係がある文字が選ばれて字(あざな)がつけられた。そして、実名を呼ぶことを避けられ、字(あざな)を通名として使用した。字は出生を報告する儀礼で、この儀礼によって養うことが定まり、字(あざな)がつけられるので「やしなう、あざな」の意味となり、その字(あざな)が文字となった。国語では「あざ」とよみ町・村内の一区画の名をいう。
そのほか
学 年 1年
画 数 6画
部 首 うかんむり
音読み じ・呉音
し(外)・漢音
訓読み あざな(外)
あざ(中)
めぐ-む(外)
用例 習字(しゅうじ)
数字(すうじ)
点字(てんじ)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
ことばを表す記号 字画・字形・漢字・文字
あざな 姓字・名字
町村内の一区画名 大字・小字
はぐくむ 字育
なかまのかんじ

中国古代の儀式に由来する漢字
住所の漢字
天体の漢字
宀のある漢字
子のある漢字