書き順  
なりたち
 会意 ナ(さ)と工を組み合わせた形。ナは左のもとの字で、左手の形。工は巫祝(ふしゅく・兄。神に仕える人)が祈りごとをするときに持つ呪具(じゅぐ)。工を両手で持つ形は巫(みこ)である。左は左手に工を持って祈り、神のいる所を尋ね、神の佑助(ゆうじょ・助け)を求めることをいう。それで左は、「ひだり・たすける」の意味となる。右手に さい(口・神への祈りの文である祝詞(のりと)を入れる器の形)を持って祈り、神の所在を尋ねる字が右で、左と右を上下に組み合わせると尋(たずねる)となり、神のある所を尋ねるというのがもとの意味である。左は右に対して下であると考えられ「劣る・いやしい」の意味があり、左遷(低い地位に落とすこと、中央から地方に移すこと、左降)・左道(よこしまな道)のようにいう。
そのほか
学 年 1年
画 数 5画
部 首 こう
音読み さ・呉音
さ・漢音
訓読み ひだり
たす-ける(外)
用例 左楽(さがく)
左手(さしゅ)
左近(さこん)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
ひだり 左記・左岸・左右・左折
うとんじる 左遷
たすける 左輔
しるし。あかし 証左
進歩的、革新的 左派・極左
正しくない 左道
革新的な思想 極左・左傾・左翼
野球で、左翼 左飛・左中間
酒飲み 左党
なかまのかんじ

中国古代の儀式に由来する漢字
方向の漢字
道具に由来する漢字
ナのある漢字
工のある漢字
左のある漢字