書き順  
なりたち
 会意 言と一とを組み合わせた形。もとの字形は言の字を基本とする。言は、神に誓い祈る祝詞(のりと)を入れた器である さいの上に、もし偽(いつわ)り欺くことがあれば入れ墨の刑罰を受けるという意味で、入れ墨用の針(辛)をたてている形で神に誓って祈ることばをいう。この祈りに神が反応するときは、夜中の静かなときに さいの中にかすかに音を立てる。その音のひびきは、 さいの中に横線の一をかいて示され音の字になる。それで音は「おと」の意味になる。音とは神の「音ない(音を立てること。訪れ)」であり、音によって示される神意、神のお告げである。神棚(かみだな)の両開(りょうびら)きの扉(門)の前の さいの中から、夜更けに神の訪れの音がすることを闇(あん・やみ、くらい)といい、また暗ともいう。その音はたどたどしくて聞きにくいものであるから、ことばの不明瞭(ふめいりょう)なことを瘖(いん・ことばの障害)という。「おと」のほかに、楽器の音や人の消息などの意味に用い、「ね・ねいろ」の意味に用いる。
そのほか
学 年 1年
画 数 9画
部 首 おと
音読み おん・呉音
いん(中)・漢音
訓読み おと
用例 高音(こうおん)
和音(わおん)
母音(ぼいん)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
おと。物のひびき 音波・心音・低音・防音
口で発するおと 音声・短音・同音・発音
おん。漢字の字音 漢音・呉音・字音・唐音
知らせ。たより 音信・音問・無音 ・福音
音楽のふしねいろ 音頭・音律・主音・半音
なかまのかんじ

中国古代の儀式に由来する漢字
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