常用漢字
書き順
なりたち
形声 もとの字は隱に作り、音は、㥯(いん)。隱は、神に祈るときに使う呪具(じゅぐ)の工を両手(上の手の爪(そう)と下の手の又(ゆう))で持ち、𨸏(ふ・阝)はもと
で、神が天に陟(のぼ)り降りするときに使う神の梯(はしご))。の前でひそかに祈ることであるから「かくす、かくれる」の意味となる。隠はもと神を「かくす」ことであるが、それから人に知られないようにひそかに行うことをいう。
そのほか
画 数
14画
部 首
くちへん
音読み
おん(外)・呉音
いん・漢音
訓読み
かく-す
かく-れる
かく-し(外)
用例
隠逸(いんいつ)
隠士(いんし)
隠悪(いんあく)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
かくれ住む
隠居・隠遁・隠忍・退隠
おおいかくす
隠語・隠匿・隠微・隠滅
あわれむ
惻隠
おもおもしい
隠然
世間から身を隠す
隠者・市隠・大隠
世間からかくれる
隠密
隠岐の国の略
隠州
なかまのかんじ
中国古代の儀式に由来する漢字
阝のある漢字
爪のある漢字
ヨのある漢字
心のある漢字
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