書き順
なりたち
 会意 衣と口とを組み合わせた形。衣は襟(えり)もとを合わせた衣の形。口はさいで、神への祈りの文である祝詞(のりと)を入れる器の形である。人が死ぬと死者の衣の襟もとにさいを置いて、お祈りをする。こうして死者をあわれみ死者の魂(たましい)をよびかえす(魂(たま)よばい、また招魂という)儀式を哀といい、「あわれ、あわれむ、かなしい」の意味に用いる。死者の衣の襟もとに玉(きょく)を置き、枕もとに之(し・足あとの形で、行くの意味)を加え、死者が死後の世界に旅立つのを送ることを示す袁(えん・遠のもとの字)や、死者の衣の襟もとに麻の喪章をつけて災いを祓うことを示す衰など、哀と同じような構造をとる字が多くある。
そのほか
画 数 9画
部 首 口(くち)
音読み あい、お(外)・呉音
あい・漢音
訓読み あわ-れ、あわ-れむ
用例 哀歓(あいかん)
哀憐(あいりん)
哀願(あいがん)


なかまのかんじ

中国古代の儀式に由来する漢字
亠のある漢字
口のある漢字
衣のある漢字